3/18日から西日本新聞での連載随筆のコーナーではじまった、山崎ナオコーラさんの「かわいい夫」に、ちえちひろで挿絵を描かせていただいております。
連載は5月の半ばくらいまで続き、挿絵のイラストは毎週新しいのに変わります。
我が家でも毎日、新聞がくるのを家族で心待ちにして過ごしています。
かわいい夫を読むごとに、挿絵を描くたびに、ナオコーラさんの旦那さまが好きになる。というか素敵なご夫婦の関係で、二人とも好きになる。
そんな感じなので、素直な気持ちにいつのまにかなって、楽しく描いています。
以下、西日本新聞社ホームページより
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文化面の連載随筆は、作家でミュージシャンの辻仁成さんの「アルガママニ」に続き、作家、山崎ナオコーラさんによる「かわいい夫」が18日から始まります。
山崎さんは1978年、北九州市生まれ。埼玉県育ち。国学院大学を卒業後、会社員を経て、2004年に「人のセックスを笑うな」で文芸賞を受賞しデビューしました。何げない日常に目を配りながら、独自の小説世界を紡いでいます。本、書店好きでも知られ、昨年9月には書店を舞台にした長編小説「昼田とハッコウ」を出しました。東京都在住。
連載では、書店員の夫とのささやかな生活をリズミカルな文章でつづってもらいます。挿絵はイラストレーター、陶芸作家として活躍する姉妹ユニット、ちえちひろさん=佐賀県嬉野市出身=が担当します。ご期待ください。
●筆者の言葉
自分にまつわる文章を綴(つづ)る際、自慢や愚痴を書かないようにするのが難しい、と多くの人が実感してきたに違いない。だが、今回の私は開き直り、自慢を書く。私はぶすで夫は低収入なので、なんとかひねり出す「夫自慢」は大した誹(そし)りを受けないのでは、むしろ同じような感覚をお持ちの方にうけるのでは、と期待している。
=2014/03/14付 西日本新聞朝刊=