FOLK old book store さんにて、ちえちひろ作品を取り扱っていただいております。



大阪にあります、FOLK old book store さんにてちえちひろ作品を取り扱っていただいております。

お取り扱いしていただいているのは、今年の五月に開催させていただきました、FOLKさんでのちえちひろ展の後からになりますので、もう、数ヶ月は作品を置いてもらっているのですが、お知らせが遅くなってしまっていました。すみません。

こんな感じに、FOLKに置いてあるおもしろい本たちと一緒に並んでいます。







FOLKさんでの展示は本当に楽しく、帰りの飛行機をキャンセルしてまで大阪の滞在日を伸ばし、展示会場に滞在しました。

でも本来持っている力以上に力をいれまくって在廊してしまい、最終日の前夜に突然のめまいでFOLKさんに倒れて動けなくなってしまった、、床にうつぶせに寝てしまってた私を蒼室君が発見してれ、
「え!どないしたん!大丈夫!?」

と異様にうろたえてすごく心配してくれて介抱してくれたイラスト仲間の蒼室君。



これ初めて会った時↓



ネット上で最初に知り合って、今や大人気ブログである蒼室くんのブログとか読みまくってたから、初めて会った気はまったくしなかたんだけど、実際会って見たら以外とシュッとしていました。もっと、もっさあ〜って感じかと。仕事帰りだったのでサラリーマン仕様でした。

引き続きオエ〜と泣きながら横たわる私なんかに、吉村店長は

「これも笑い話になりますよ・・と阿修羅のごとくで、お父さんがいってはりました・・10年たったら笑い話になる。って、これもきっと笑い話になりますよ」

それを聞いてもっとオゥ〜〜と泣いてしまいましたが、
10年もかからないうちにブログのネタにしてしまおう、それでみんなが救われる、と思いここに記します。
あのときは心配かけてすみませんでした。そして本当にありがとうございました。

次の日の飛行機も引き続くめまいでキャンセルすることになって、、と大阪が私をよんでいるのか、わたしがただ大阪にしがみついているだけなのか(たぶん後者である)そんな風に大変迷惑をかけました大阪、今回でもっと好きになりました。





展示はこのように行いました。
たくさんの方に来ていただいてとても嬉しかったです。







ちえちひろ展のクロージング兼 蒼室くん、アボさん、神保くんの三人展のオープニングとして、大喜利イベントも行いました。イベントには、イラストレーターの小山健さんもいらしてくださっていて、一番まえの席に座っていてクスリとも笑っていなかったので、このイベントはやばい・・と冷や汗を流しましたが、お客さんが優しかったので、なんとか乗り越えました。(※小山さんは打ち上げにも参加してくださって、めちゃいい人だったという事が後に分かりました)
前座として、森あかねちゃんや、ねじ花子(あかねちゃんとちひろ(オカリナ担当)のユニット)のライブもありました。
圧倒的に大喜利よりもいいステージでした。








その時、カメラに向かう男性陣の様子
(左から店長吉村さん、アボさん、神保くん、蒼室くん)


ライブの時、あかねちゃんが、「ぼくのうちの犬」という、ちえちひろのためにかいたとう歌をサプライズで歌ってくれて、その歌は、うちの犬、故ぺろちゃんと、現役こうめを歌った唄だったのでした。
わたしもちひろも、それを聴いて号泣してしまいましたのは言うまでもありません。

展示が終わってから、
その感動をもとに「ぼくのうちの犬」というあかねちゃんのCDつきのzineを作りました。



あかねちゃんとぼくのうちの犬zine




ぼくのうちの犬zineはあかねちゃんが参加しているイベントなどで売ってもらったり、

ちえちひろのウェブショップ でも売っていたのですが売り切れてしまったので追加で作ったらまたアップしますね。






FOLKで展示させてもらっている間、お客さんがいらっしゃらない時は、


みんなで道路に寝ているねこを見たり





FOLK特製ほうじ茶ラテを飲んだり(すごくおいしかったです)



前から読んでみたかった漫画を窓辺で読んだりしていました。

ああ、楽しかった





FOLKにはおもしろい本が沢山あって、
おもしろい本にはおもしろい人が集まってきて
若い人だけではなく、
会社帰りのサラリーマンとか、買い物ついでのお母さんとか、高校の先生とか、色んな方がいらっしゃってゆっくり本を選んだり、読んだりしてそれぞれの時間を過ごされていました。
そんな風に安心していれるのは、きっと店長の吉村さんの優しくて、ソフトなお人柄がそうさせているのだと思います。みんな優しい顔になって和んでいた。


本棚を並べ替えている吉村さんと話していたとき、本は作家別ではなくそこにならんでいました。こっちのコーナーに手塚治虫があるのに、ちょっと離れたあの角のコーナーにも、あれ、また手塚治虫がある。といった具合で。どうしてですか、と聞いたら、たとえば、ここは、愛がテーマのコーナーなんです。といって、手塚治虫のやけっぱちのマリアとか、外国の恋愛小説とか、愛にまつわるいろんな本がそこには並んでいました。

私にはそうして並んでいる本たちが、なんだかいきいきしているように見えました。
作家順に並べられているのは見つけるのが簡単だけど、なんとなく隣同士の本が人見知りしているように見える。けど、FOLKの本だちは、友達どうしでワイワイ集まっているように見えるのでした。

本をまた、違った温度や方向から楽しめるのも、FOLKでの大きな楽しみの一つだと思います。

そんなFOLK old book storeさん、めでたく3周年を迎えられるそうです。

また展示したいし、また本を買いにいきたいからずっと続いてほしいな

post by chie