旅立った家zine




特にいままで目立った脚光をあびてこなかったこのちひろのzine,

家zineというのですが、

先日10zineさんのブースに作品を置かせてもらって、TOKYO BOOK ART FAIRにちえちひろも参加させてもらったのですが、その後におもしろい動きがあったのでお知らせします。

あ、家zineの上のところに、藁みたいなのがついてるなあ、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、それは藁です。
家の前の佐賀の田んぼからひろってきたり、ちひろの友達の牛農家の友達からもらってきた藁です。


以下zine's mate さんのfacebookやら、10zineでお世話になった方から得た情報なのですが、

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NYABF2012のZMブース、すでに在庫のないものも出てきています。
昨日はなんとMoMAのライブラリー担当者がZMブースの全種類を一冊づつ購入してくれました!
こんな変な本たちが(もちろん褒め言葉)MoMAのライブラリーで読めるようになると思うと感慨深いものです。
zine's mate さんのfacebookより
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というとで、

ちひろ「姉ちゃん、なんか家zineのNYにある! ナイアベ(NYABF)ってなん?MOMAって誰?なんか響きだけですごかことは分かるけど、、」


ちえ「ナイアベってnieves?! あ、ちがうやん、NYABF ニューヨークアートブックフェアやろ、しかも、MOMAってすごかやん!MOMA ってニューヨークの近代美術館ぞ!ロンドンでいえばテートモダン、東京でいうぎ東京現代美術館のごたんもんぞ!!!うわ、ほんて家zineの置いてある!すごかー!!爆笑」


ちひろ「あっは〜!!うける〜!藁〜!!」




ということで、佐賀の藁とともに家zineはニューヨークのMOMAのライブラリーのコレクションに仲間入りしたそうです。

NYにいったら家zineに会えるのだろうか・・



zineって家のなかで絵かいてコピーしてホッチキスで綴じて、時には藁をつけたりして、
作る時はかなり内向的なもので、 その内容も、本当は誰も目にしないような初期衝動のものだったり、だれかのスケッチブックを見てるような生々しいのが私は(すくなくとも自分が作る分には)個人的にいいと思ってて

それで自費出版でしか見れないような秘密みたいなものがつまってるといいと思ってる。

それが こうやって自分の知らない人の手にわたったり、行った事もない場所へ旅立ったり、こういうことがあるからおもしろいです。


家zineはここからみれます。


以前はネットショプで売ってたけど在庫なくなって今あがってないけど、ちひろ、これを機会に増刷せよ



text by ちえ